『この音とまれ!』はどんなアニメ?面白い?



『この音とまれ!』は和楽器の1つである箏をテーマにした青春学園アニメです。普段お箏の音色などお正月にしか耳にしない者であっても、初心者の部員達が懸命に練習をして上達していく様子は、微笑ましく応援したくなります。



この音とまれ!ってどんなアニメ

アミューさん作の『この音とまれ!』は、ジャンプスクエアで連載中のマンガです。

2019年春現在20巻までが発売され、累計300万部突破の大人気の作品がアニメ化されました。

舞台は神奈川県立時瀬高校の筝曲部。

たった1人となってしまった2年生が部長の筝曲部は廃部寸前。

そこへ曰く付きの元不良と、お箏の家元の娘にして天才奏者のヒロインが入部してくるのです。

このメインの主役達と更なる部員達が試練や難題に挑み乗り越えてゆく。

“想いをのせて響く箏。心よ届け音とともに。” 

そんな熱くて爽やかな想いを箏の音色で紡いだ、青春の学園ストーリーです。
 



【アニメ】この音とまれ!のあらすじ

時瀬高校筝曲部部長の倉田武蔵は、たった一人の筝曲部員2年生。

部員が5人在籍していないと廃部となってしまう為、新入生部員の勧誘に励む日々です。

しかし成果は得られず、先輩に託された大切な場所である筝曲部は、今や不良の溜り場と化していたのです。

武蔵は懸命に不良たちを排除しようとするが逆に襲われ、その危機一髪のところを救ってくれたのが1年生の久遠愛でした。

中学生の時に警察沙汰を起こしているという噂の愛が、筝曲部への入部希望を申し出るのですが、見るからに不良の愛に、からかわれているとしか思えない武蔵。

グイグイと筝曲部へ迫って入り込んでくる愛の行動に困惑する武蔵は、愛を拒絶し叱責してしまいます。

愛が筝曲部にこだわる理由とは?

不良のレッテルを塗り替えることは出来るのか?

廃部寸前の筝曲部の行方は?

迫る悪意を乗り越えられることが出来るのか?



【アニメ】この音とまれ!の面白さ

お箏の部活動がメインとなる物語なのですから一番の見所は、部員による演奏シーンでしょう。

普段お箏の音色などお正月にしか耳にしない者であっても、初心者の部員達が懸命に練習をして上達していく様子は、微笑ましく応援したくなります。

その筝曲集が既に2017年にCD化され、文化芸術祭で優秀賞を受賞しています。

マンガで音に触れることができないもどかしいファンにへの、贈り物のようなCDであったのだと思います。

作中のオリジナル箏曲は、原作者アミュー先生の母親が箏の教室を、そして姉が筝曲家で、ご自身もお箏を習い中学生時代には全国大会3位に入賞しているお箏一家な環境の為、身内のお二人が作曲を担当されているようです。

そのことを知った上で作品の中での演奏を聴くのは、楽しみに深みが増します。

そして箏に触れてみたくなってしまいます。中学高校で筝曲部の数は多くはありませんが、この作品がきっかけで、筝曲部を選ぶ人も絶対いそうですね。
 


【アニメ】この音とまれ!のまとめ

第1クールが2019年4月よりスタート。

普通ならばそこで「2期来て!」と熱望するところですが、既に10月より第2クールの放送が予定されているのです。

更に2019年8月には舞台化までもが待っています。ファンには祈る必要がなく、次々と楽しみが目白押しな仕組みが敷かれています。

2期が待ち遠しいならば、コミックを読んで待機するのもいいでしょう。

繊細なタッチの絵は美しく、演奏のシーンは迫力や風雅が感じられる画風で描かれるストーリー。

物語が進めば、部員達の青春ラブコメ要素も期待されます。

『この音とまれ!』にハマって間違いなし、盛り上がること間違いなしです。