アンパンマンってどんなアニメ
『それいけ!アンパンマン』は、やなせたかしさん作の絵本『あんぱんまん』が原作のTVアニメです。
30年以上放送が続いている長寿番組は今尚放送中です。
タイトルのように、あんぱんが顔なのが主人公のアンパンマン。
空を飛んでパトロールし、困った人を見つけるとすぐに駆けつけ手を差し伸べ、お腹を空かせていれば自分の顔を与える、自己犠牲を辞さない、とってもやさしいヒーローなのです。
アンパンマンとその仲間たちが暮らしているアンパンマンワールドで、さまざまな物語が繰り広げられている大人気シリーズ作品です。
【アニメ】アンパンマンのあらすじ
アンパンマンワールドのパン工場で、パン職人のジャムおじさんは一生懸命パンを作っていました。
そのパンは「世界にどこにもない特別なパン、心を持ったあんぱん」です。
やっとこれはというネタができ、かまどで焼いていると、そこに“命の星”が降り注いだのです。
すると、中からあんぱんが飛び出きて「僕、アンパンマンでちゅ」としゃべりました。
そう、アンパンマン誕生の瞬間です。
時を同じくして、バイキン星から“命の星”を追ってきた卵が割れ、中から誕生したのは、ばいきんまんです。
ばいきんまんはアンパンマンの宿命のライバルで、黴菌ですべてを征服すべく、手下のかびるんるんと日夜画策しては、ドキンちゃんと一緒に悪さをするのです。
こうして物語の幕開けです。
【アニメ】アンパンマンの面白さ
こどもは本当にアンパンマンが大好きです。
親が悲鳴をあげるくらいに、毎日繰り返し同じエピソードを見続けるのです。
病院で恐怖で泣いているこどもにもアンパンマンが効果的、ぬいぐるみを見せたら泣きやむ子もいる程です。
こども達を惹きつけるのには、訳があるのでした。
それは、キャラクターのパーツが丸や単純な形で作られ、色使いも赤や黄色とハッキリとしていて、こどもが興味を引く色形で構成されていること。
さらに、キャラクターの数の多さが驚異的なのです。
公式の大図鑑には2200体以上で、増加し続け、ギネスに記録が認定されました。
たくさんいても、そのネーミングがその物の名前をもじったものなので、簡単に覚える事ができて、キャラクターによって物への愛着もわくのでした。
そしてストーリー展開は、ちょい悪のばいきんまんがいたずらをして、困った人々をアンパンマン達が助ける為に、ばいきんまん懲らしめるという緩めの勧善懲悪や、事件が起こって皆で解決する。
こどもにもすんなりと理解ができるシンプルな物語なのです。
とどめが、飽きさせない豊富なエピソード数でしょう。
【アニメ】アンパンマンのまとめ
アンパンマンは、物語の中で、子供たちに夢や勇気を与えてくれます。
「顔が汚れて力がでない」顔が汚れたり濡れたりすると弱ってしまいます。
でもそんな時は、仲間が懸命に力を合わせて助けてくれて、新しい顔に交換すれば「元気100倍!アンパンマン!」と復活します。
何度倒れてもくじけない強さを。失敗を恐れない勇気。
食べる事は生きる事。いい事悪い事を学べます。
キャラクターで物の名前を覚え、知育玩具やゲームソフトで知識も得られます。
30年以上も愛され続けている安心保証付きだから親も納得し子供に最初に与えたくなる、そんなアニメなのです。
毎週TVでの放送を楽しみむと、さあ夏休みにはまた新たな劇場版映画が今年も公開されます。
絶体絶命のピンチの時、アンパンマンと仲間を劇場でお友達と一緒に応援すれば、きっと笑顔の花が咲くことでしょう。