『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は“赤い彗星”と呼ばれるジオン公国軍のエースパイロット『シャア・アズナブル』と、彼の妹『セイラ・マス』の運命を決定づけた悲劇の始まりと過去を描いた物語です。
地球連邦軍との軋轢や開戦への道程など、「一年戦争」以前の過去の物語が、映像として初めて描かれていきます。
ガンダムORIGINってどんなアニメ
ガンダムORIGINは累計発行部数1,000万部を超える大ヒットコミックス『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』が原作の作品です。
2011年にアニメプロジェクトが発表され、2015年から2018年にかけて、全6話が放映されていましたが、今回、オープニングやエンディングが新たに追加され、全13話のテレビシリーズとして放映されることになりました。
すべてのロボットアニメの金字塔ともいえる「機動戦士ガンダム」の生みの親である「安彦良和」が手掛けている作品なので、ガンダムファンにとっては、待ちきれない作品といえるかもしれませんね。
ガンダムORIGINのあらすじ
“赤い彗星”と呼ばれるジオン公国軍のエースパイロット『シャア・アズナブル』と、彼の妹『セイラ・マス』の運命を決定づけた悲劇の始まりと過去
〜2人の兄妹の流転の物語〜を背景に、サイド3の実権を掌握しジオン公国を統率するザビ家、ランバ・ラルや黒い三連星など
「一年戦争」で活躍した数々のジオン軍の名高きエースパイロットたちの若き日の勇姿
戦況を劇的に変えることとなった人型機動兵器「モビルスーツ」の開発秘話
地球連邦軍との軋轢や開戦への道程など、「一年戦争」以前の過去の物語が、映像として初めて描かれていきます。
ガンダムORIGINの面白さ
ガンダムORIGINは「機動戦士ガンダム」とほぼ同じ時系列で話が進んでいくのですが、「アムロ」からの視点ではなく、ライバル「シャア・アズナブル」の視点で物語が進んでいきます。
なぜ、シャアはジオン軍に入り、このような成長を遂げ、謎の行動をするのか、敵なのか、味方なのかなど、メインエピソードでは知ることができなかった「シャア・アズナブル」の事をすることができるのです。
そして、なぜ「一年戦争」という戦争が起きてしまったのか、モビルスーツの開発秘話などもエピソードの一つとして知ることができます。
本作は、メインエピソードでは知ることができなかった、「ガンダムの世界」を知ることが出来る作品といえるでしょう。
ガンダムORIGINのまとめ
ガンダムORIGINは劇場放映などがされている作品を再編集した作品なので、物語を知っている人は多くいると思います。
ただ、新たにオープニングやエンディングを書き下ろしているので、新たな感覚で楽しむことも可能となっています。
さらに楽曲を担当しているのは伝説のバンド「ルナシー」です。一度見たことがある人でも、また懐かしい感覚で見ることもできますし、新しい知識を知れる作品となるかもしれません。
ガンダム好きなら、見逃せない作品といえるのではないでしょうか。