【俺ガイル】アニメ版の面白さとあらすじを紹介!


やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。通称「俺ガイル」のアニメのあらすじや面白さを徹底解説!俺ガイルは個性が強いキャラクター達と、ラブコメディの枠を超えた青春葛藤劇とも言えるストーリーが魅力の作品です。



俺ガイルってどんなアニメ?

2013年の4月から6月にかけてブレインズ・ベースによって一期が放送され、2015年の4月から6月にかけてfeel.によって二期が放送されました。

正式なタイトルは「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」です。

その中の文字を抜いて「俺ガイル」という呼び名がつきました。

原作となる小説は現在16巻(本編13巻+番外編3巻)まで発売されており、次巻が最終巻という情報があります。

個性が強いキャラクター達と、ラブコメディの枠を超えた青春葛藤劇とも言えるストーリーが魅力です。


アニメ「俺ガイル」のあらすじ

主人公の比企ヶ谷八幡は私立総武高校に通う二年生。

入学式の日に事故に合い、そのまま入院して友達を作る機会を失いぼっちへと昇華しました。

自分のことを「エリートぼっち」と呼びリア充達を呪いながら日々高校生活を過ごしていました。

しかし生活指導教諭の平塚静に目を付けられ、「奉仕部」という部活に強制入部させられます。

生徒達からの様々な依頼を解決する、いわばお助け部の様な活動を行なっているその部には頭脳明晰、成績優秀、おまけに超絶美人の雪ノ下雪乃が部長として活動していました。

周囲と同調することはせず我が道を行き正論を突きつけてしまう雪ノ下は周りから浮いた存在でしたが、その雪ノ下の振る舞いに八幡は共感し、また憧れの感情も抱きます。

奉仕部さまざまな依頼や相談をそれぞれのスタンスから解決していきます。

「正しい」考えを持ち解決案を提示していく雪ノ下

その「正しい」考えとは正反対にひねくれた解決案を提示し、時にはその物事の本質を突いていく八幡

友好的な性格で、人とコミュニケーションを取るのが得意ではない二人に代わって調整役を果たす由比ヶ浜

バランスのとれた三人で奉仕部はうまく成り立っていました。

しかし、依頼を重ねるにつれそれぞれ三人の本質や、抱えている問題というものが明らかになっていきます。

「偽物」の関係じゃなく

「本物」の関係を求める三人の青春葛藤劇が見所です。


アニメ「俺ガイル」の面白さとは?

主人公の比企ヶ谷八幡は、幼い頃から多くの人間関係のトラウマを抱え、他人から優しくされることに懐疑的だったりまた表面だけ取り繕う関係性に嫌気がさし、捻くれた性格となりぼっち生活を送るようになりました。

また進学校の総武高校でも国語学年3位を取るほど高い学力を有していますが、数学が苦手です。その頭の良さから繰り出される圧倒的な語彙力、ワードセンスの高さ、まさに「エリートぼっち」ですね。

だけど彼の本質は善人なんです。

彼の持つ「自己犠牲の精神」が後半からの展開に深く関わってきます。

それとお互い正反対といってもいいくらい違う二人のヒロインと、魅力的なサブキャラクター達が織り成す学園生活が前半に展開されていきます。

しかし文化祭をきっかけに、奉仕部の関係はこじれていきストーリーはシリアスなムードに変わっていき、後半は奉仕部の3人の人間関係を軸に、「本物」を求める3人の葛藤が描かれます。

前半と後半で雰囲気が変わる、一粒で二度美味しい作品となっています。


アニメ「俺ガイル」のまとめ

アニメのクオリティは非常に高く、私も今でも何回も見てしまいます。

制作会社も違うということで一期と二期では画風も全く違うものなっているのですが、どちらもそれぞれの良さがあります。

特に原作の後半部分を描いている二期の画風は一期に比べて大人びていて、そのシリアスな雰囲気にとても合っていると私は思います。

アニメでは放送されなかったシーンがたくさんあるので、気になった方は小説もチェックしてください。

「このライトノベルがすごい!」の作品部門で2014〜2016年で3連続一位を獲得しており、殿堂入りを果たすほどの人気作品です。

また好きな男性キャラクター部門一位に八幡が選ばれるなど、さまざまな高い評価を受けてきた俺ガイル。

きっとこの作品を見て損はないでしょう。